ニュースリリース

2050年のカーボンニュートラル実現を目指す「サンメッセカーボンニュートラル宣言」を表明しました

サンメッセ株式会社は、事業活動での温室効果ガス排出量を2050年度までに実質ゼロにする「サンメッセ カーボンニュートラル宣言」を表明いたします。
2015年のパリ協定を受け、日本政府による「2050年カーボンニュートラル」が宣言された後、本社のある岐阜県でも「脱炭素社会ぎふ」の取り組みが進み、岐阜県大垣市では2020年12月に「ゼロカーボンシティおおがき」を宣言するなど、社会を取り巻く脱炭素の流れはますます強くなっています。
当社では環境を経営の柱の一つとし、2013年からいち早くScope3の算出を進め、LCA全体のCO2排出量の把握に取り組みを推進しており、2021年度現在のCO2総排出量(Scope1+2+3)は、68,996.4tとなっています。2019年からはTCFDコンソーシアムへ参加し、TCFD提言への対応に向けても検討を進めております。
この度、排出量全体の10.3%(7,109.2t)を占める、製造時でのCO2排出(Scope1+2)について、2050年のカーボンニュートラル実現を目指すことを決定いたしました。
その指針として、既存事業による省エネルギーの徹底や将来を見据えた事業ポートフォリオの見直し、カーボンクレジットの利用などを折り込んだ移行計画を立案し、2030年政府目標の2013年度比46%減となる、5,550tを目指します。
そして急速に進展するペーパーレス化をふまえ、「印刷に依存しない新たな提供価値の創出」に向け、事業モデルのトランスフォーメーションを進め総排出量の約7割を占めるScope3の大幅な削減にもチャレンジしてまいります。

Scope1+2による温室効果ガス排出量(t-CO2

2021年度現在のCO2総排出量(Scope1+2+3)68,996.4t
※日本政府による、温室効果ガス排出量の削減目標:2030年までに46%削減(2013年比)に準ずる

デジタル庁の設置は社会のペーパーレス化をより加速化させることに繋がると想定しており、サステナビリティ視点からも抗えない潮流と認識しております。
当社においても社内文書のペーパーレス化を推進し、年賀状による新年のご挨拶を原則控えさせていただくなど、デジタルシフトによるペーパーレス化にも積極的に取り組んでまいります。
なお、2022年6月に発足した脱炭素に先進的に取り組む企業440社で構成する「グリーントランスフォーメーション(GX)リーグ」には、当社も参加しており、9月以降試行が想定されている排出量取引制度も踏まえた対応を行います。

これからの当社の脱炭素に向けた取り組みにぜひご期待ください。

プレスリリースはこちら(PDF:204KB)