ニュースリリース

【2022年11月25日】郡上市立郡南中学校 SDGs×清流長良川 令和4年度中間まとめ会に当社取締役専務執行役員サンメッセ総合研究所(Sinc)代表の田中信康が招待されました

2022年11月25日(金)、郡上市立郡南中学校(校長:三島 晃陽 氏)にて、今年度のこれまでの活動を振り返る、令和4年度中間まとめ会が開催され、同校のSDGsスクール・アドバイザーを務める田中が招待されました。

同校は、郡上市のひと・まちづくり推進プロジェクトSDGs源流education実証校並びに、令和4年から6年にかけて、郡上市教育委員会の研究指定校に指定されており、岐阜県が世界に誇る、清流長良川をテーマに「持続可能な社会の創り手の育成」を進められています。これは、VUCAの時代といわれる昨今、生産年齢人口の減少、少子高齢化が急速に進む中、このような社会を牽引していく生徒たちが、郡上市の魅力を実感し、様々なステークホルダーと協働して、よりよい社会を実現するため、主体的に考える力や資質を学ぶことを目的としたものです。

中間発表では、一年から三年生までの生徒より、総合的な学習で学んできたことを生徒自らの言葉で発表しました。

一年生/探究課題「清流長良川を知る ~森・川・海のつながり~」

一年生は、清流長良川での遊びを体験し「今回の学習を通じ、人口減少やゴミ問題、土砂の堆積など、郡上には思った以上に問題があると分かった。豊かな自然を守るために、地域のゴミ拾い活用の企画、自然を大切にするPR活動やまた、郡上の良さを発信するイベント、SNSでの情報発信などを行い、持続可能な郡上に向けて動いていきたい。」と語りました。

二年生/探究課題「清流長良川の恩恵を生かす ~清流長良川に携わる人と文化~」

二年生は、長良川河口堰や答志島などについてい学んだり現地を訪れたりして、今の長良川の現状を学び、「今回の学習で、長良川河口堰について調べ、人々の生活に貢献していること、環境への影響があることなど、賛成派と反対派それぞれの意見を聞いた。両方の意見を尊重していくことが大切だと感じた。

また、三重県の答志島では、岐阜から流れ着いたであろうゴミがあることを知り、岐阜も海とのつながりがあることを実感。島民との会話の中で『もっと地元を好きになれ』と熱い言葉をいただいた。これからいろいろな活動の中で、郡上が良いまちとなるよう貢献していきたい」と語りました。

三年生/探究課題「未来の郡上を創る~持続可能な清流長良川に向けたまちづくり~」

最後に、三年生からは卒業生が発表した郡上Natureland計画の実現に向け、郡上の魅力をふんだんに盛り込んだ教育旅行「大自然満喫 郡上市縦断 SDGs Tour」についての企画の発表がありました。また、10月の阪神淡路研修で訪れた淡路島のSDGs研修から「土が危機的状況だと知った。このままでは、すべての生き物が絶滅してしまう。そこで、草を利用したコンポスト作りを開始し、これからも継続していく」と語りました。

発表後に、田中より総括があり、「非常に素晴らしい発表でした。でも、もっと行動に移していこう。先日、国際子ども平和賞を受賞された川崎レナさん(株式会社ユーグレナ CFO(最高未来責任者))は、皆さんと変わらない世代です。レナさんはZ世代の視点を企業へどんどん発言、発信をされてきました。 皆さんも、若い視点や手法で、どんどん情報を”発信”していこう。郡上から岐阜へ。岐阜から日本へ。そして日本から世界へと、発信することで皆さんの素晴らしい取組みは拡がり、思いもしない協力者も出てくるよ。」と語りました。

当社は、これからも将来を担う、子どもたちと次の世代へのアクションの一環として共に一歩を踏み出していきたく考えています。

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