横浜市立大学 国際教養学部 国際教養学科にて実施されている「CSR実践論」の授業にて、当社取締役専務執行役員、サンメッセ総合研究所(略称 Sinc)代表の田中信康が「企業におけるCSRの実践事例」というテーマで、当社のCSRに関する取り組みや、そのねらいについて講演いたしました。
この授業はCSRに精力的に取り組んでいる企業から、実際の活動や課題などを実際に聞くことで、CSRの本質を学ぶことを目的とするものです。当社の連携パートナーである岐阜大学 社会システム経営学環 柴田仁夫 准教授が、非常勤講師として当該授業を務められていることから、お声がけをいただきました。
田中からは、創業の精神や、印刷会社を取り巻く環境の変化という視点から、当社がCSRをどのように捉え、どう取り組んでいるかについて、事例を交えながら紹介。それを受け、学生によるグループディスカッション、質疑応答という流れで授業は進みました。
学生からは、「地域のために取り組んでいることに共感した。自分も将来地元に帰って貢献したいと思った」という意見のほか、「時代の変化に合わせてビジネスを変えるにはどうすればいいのか」「どのように地域の課題を抽出しているのか」「印刷におけるDXとはどのようなものか」など、本講演のポイントを射た質問をいただき、非常に有意義なディスカッションの場となりました。
学生からの感想
- 時代の変化に合わせて事業内容を迅速に転換できるのは、上層部が失敗を恐れずに、実行してみることを大切にしているからだと思った。自分も大学生の今だからこそできることを実行していきたい。
- 「SDGsは世界共通言語である」という言葉通り、SDGsを達成するための手法は違えど、目指す場所は共通であるということを認識できた。
- SDGsをきっかけに新たなつながりを持ち、そこで出会った人達と共同で事業に取り組んでいく姿勢が重要だということを学んだ。
- サンメッセは大企業や行政と中小企業の仲介役としての役割を果たしているように感じた。
- 企業同士が協力することで地域密着の活動を促進することができ、その結果企業や団体へいい影響をもたらすことができていると思った。
- Re:touchの事業内容に感銘を受けた。地域CSR論を受講する中で、中小企業の発信力の弱さを感じていた。しかし、Re:touchは地域の良さを地域に根差す会社が発信していくことで、地域貢献できると知り、こんな事業があったのかと驚いた。
当社は今後も次世代を担う若者に向けたサステナビリティ普及のための活動を通じて、社会全体におけるサステナビリティの実装を進めていきます。
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