消費者が、生産者と農産物を選んで買える独自の栽培基準「ぎふラル」策定
「地消地産」(地域が必要する農産物を地域で作る)を積極的に推進されているJAぎふ様で、2022年、食に関心のある主婦や企業をメンバーとした「食と農の連携推進フォーラム~健康を考える~」が発足されました。フォーラムメンバーを対象に、安全安心な農産物と食に関する講座、農園訪問やみそづくりなどの体験企画が開催され、食と農について学ぶなかで「消費者が安心して農産物を購入できる判断基準がほしい」との声が挙がってきました。それを実現するべく、JAぎふみどり戦略部地消地産課とフォーラムメンバーで3段階の基準を策定。その名称とデザインをご相談いただきました。
普及しやすいネーミング&イメージが伝わりやすいロゴデザイン
新しく策定する独自基準を満たした農産物が生産され、消費されることは、岐阜の土壌を守り、水を守り、環境を守っていくことに繋がります。それを、どう表現するか。
今回は、ターゲットである30代・40代の情報・コミュニケーション企画部のメンバーを中心にネーミングを考えました。ひらがな・カタカナ・英語、語呂の良いもの、省略しやすいものなど、バラエティーに富んだネーミング数点をJAぎふ様に提案し、名称は「ぎふラル(Gifu Natural Farming)」を、3段階は「ワンリーフ」「ツーリーヴス」「スリーリーヴス」を採用いただき、「土」「水・空」「緑」を表現した3パターンのロゴを制作しました。
今回は、ターゲットである30代・40代の情報・コミュニケーション企画部のメンバーを中心にネーミングを考えました。ひらがな・カタカナ・英語、語呂の良いもの、省略しやすいものなど、バラエティーに富んだネーミング数点をJAぎふ様に提案し、名称は「ぎふラル(Gifu Natural Farming)」を、3段階は「ワンリーフ」「ツーリーヴス」「スリーリーヴス」を採用いただき、「土」「水・空」「緑」を表現した3パターンのロゴを制作しました。




持続可能な農業のために!
2025年1月現在、いくつかの生産農家で「ぎふラル」基準の農産物栽培に賛同をいただいたとのこと。6月ごろから、JAぎふの産直施設「おんさい広場」各店の店頭に並び始めます。地元のスーパーや小売店などで販売が普及し、持続可能な農業の1つとして「ぎふラル」基準の普及が期待されています。
お客様の声
JAぎふと「食と農の連携推進フォーラム」の3名とともにメディア向けに記者発表を行い、テレビニュースや新聞記事でご紹介いただきました。地域のオーガニックマルシェに出店されている方から、「ラジオで聴いて嬉しく思った」との声も届いています。「ぎふラル」基準の農産物の生産、消費拡大をめざし、地域農業を盛り上げていきたいと思います。