3つの基本経営戦略攻める
事業領域の拡大

どう攻める

  • ハイセキュリティで難易度の高い機密情報案件
  • 官公庁・自治体だけでなく民間需要の開拓
  • ICT領域や高機能設備への積極投資

計画的な資源投入で新たな柱に成長

IPS事業は当社の成長戦略事業の一つとして、昨年度は「IPS・パッケージ本部」を立ち上げ、営業部と製造部からスタッフを拡充し、当社初の製販一体の専任組織にて、さらに受注拡大に取り組んでまいりました。
厳重なセキュリティ管理体制の下で機密情報や個人情報を取り扱うIPS事業は、2017年度には、ISO27001(ISMS)の認証を取得し、官公庁や自治体の案件を中心に着実に実績を積み上げ、売上を大きく伸ばしています。
この事業は商業印刷に比べて参入障壁が非常に高く、当社はこれまでに人財・設備面で、大きな資源投入を積み重ねてきました。当社がIPS事業をいち早く立ち上げられたのは、商業印刷事業で培ったさまざまなノウハウを随所で活かすことができたからです。現在は、より複雑で難易度の高い案件に対応できるよう、入札参加前からターゲットとなる案件を調査分析し、システムプログラミングの検証および検査装置も含め必要な設備投資を行い、地方自治体をはじめ中央省庁、機関からの大型案件も複数受注しています。今後も人財および設備、そして品質保証体制を着実に強化してまいります。

新しい時代のダイレクトマーケティング

今後、デジタル庁の新設による電子化が急速に進めば、現在の売上の大半を占める官公庁関連のIPS案件も、数年後には大きくペーパーレスに切り替る可能性もあり、これからは民間企業の案件を積極的に受注していかなければなりません。Withコロナの時代にあって、金融、保険、医療、教育、通販、流通、メーカーなど、あらゆる業界において、今後益々ワンツーワンの「ダイレクトコミュニケーション」が進展すると予想され、ICTと連動した可変印刷の需要は幅広く潜在していると考えます。
こうした民間需要の取り込みにおいては、DXに代表されるICTソリューションはもちろん、当社の強みである商業印刷で培った企画・デザインのノウハウや、さらにはパッケージ事業、BPO事業のセットアッセンブリ機能などを活用し、デジタルとリアルのクロスメディアソリューションによって、お客さまとエンドユーザーの良好なコミュニケーションづくりに貢献していきたいと思います。

担当部長メッセージ

セキュリティレベルの高い仕事に携わるプライド

IPS事業と商業印刷事業の大きく異なる点は、取り扱う情報のセキュリティレベルの高さにあります。
お客さまから大量の個人情報をお預かりし、圧着ハガキや封筒および封入物に一通ごとに違う可変情報を正確に印字、加工するのがIPS事業の根幹であり、各工程における検査機能はもちろん、ログ管理によるトレーサビリティの実装が必要不可欠です。
さらにはお客さまに安心して業務を任せていただけるよう、実証テストの段取りからデータ授受、納品方法に至るまで、専門的な知識を有する専任営業がお客様の要望や仕様書に沿った、全工程の管理を担います。
製造部門においては、顔認証システムによる入退室管理や高度なプログラム開発・設計を行うなど、まさに製販一体となって構築した盤石な体制の下で事業を行っており、関係者一同、高いプライドを持って業務に取り組んでいます。

IPS・パッケージ営業部長 白木 広勝

パッケージ事業

パッケージワンストップ生産をベースとした「攻め」の体制

UV印刷~抜き加工~検査~貼り加工の一貫生産に加え、セットアッセンブリに関する付帯設備(重量検査機・Lot印字機・画像検査機・シュリンク機)も充実を図ったことで、化粧品、健康食品、消費財、食品・飲料メーカーなどから、ご相談いただくことが多くなりました。
コロナ禍の影響も少なくはないと感じますが、なんとか持ちこたえており、紙の包装資材に対するニーズは堅調であると再認識しています。
これからは製造・品質保証・営業の三位一体による盤石な体制に、セキュリティ対策を完備して、次のステージに向かうべく尽力してまいります。

IPS・パッケージ営業部 次長
平野 賢司

CC/ICT事業

コンサルティングとクリエイティブでお客さまに貢献

ソリューション企画部は、企画・制作及びコンサルティング業務において豊富な経験値を有するスタッフがそれぞれの強みを活かし、コーポレートコミュニケーション事業、ICT事業を中心とした各種ソリューションを提供しています。
お客さまはグローバル企業から中小企業、自治体までと幅広く、お悩みや課題はそれぞれ違いますが、これからも時代の変化の先を見据え、コンサルティングとクリエイティブにさらに磨きをかけ、お客さまの価値向上に貢献してまいります。

ソリューション企画部 部長
林 英樹

海外事業

COVID-19の先に見える生活環境に対応した印刷商社へ

タイにおいても、3月には全土に非常事態宣言が出され、日本よりも厳しく日常生活が制限されていました。当社では、主要顧客がCOVID-19の影響が少ない企業であったため、業績への影響が今回は少なかったですが、新たな課題が見えてきたのも事実です。
ひとつは、将来COVID-19とは違った変数が発生した場合、顧客基盤の弱さで業績に深刻な影響を受ける可能性があり、顧客数の増加は早急に取り組むべき課題です。
ふたつめは、タイで日本との連携や日本式の品質管理と納期管理を強みに取り組んできましたが、年々タイ企業の品質や管理手法も向上しており差別化が難しくなってきているので、印刷商社としてさらなる高い付加価値を見つけ出し提供できるようにしていくことです。
次へのステップとして、これらの課題を解決していきながら、さらなる成長を目指していきます。

サンメッセタイランドの社員

サンメッセタイランド株式会社 Director
高木 威

イベント事業

Withコロナ時代の新たなイベント発想

この度の新型コロナウイルス感染症の拡大にともない、イベント関連業界は非常に厳しい状況に晒されましたが、一方で、人々の価値観も変わり始め、イベントの手法もライブからWEB上に展開されるなど、さまざまな工夫をする中で新しいビジネスチャンスのタネも見えてきました。コロナ対策を十分に講じることでイベントの実施も徐々に再開し、ニューノーマルのイベントの在り方や手法についてノウハウを蓄積しながら、新しい発想で効果的なイベントを提案してまいります。
また、来年度以降に必ず戻ってくるであろうインバウンド需要の取り込みに備えた自治体への新規提案や自社での観光商品開発等を意欲的に展開してまいります。

サイクリングでサステナブルツーリズムを推進

日本イベント企画株式会社 執行役員
矢野 純子