3つの基本経営戦略守る
多様な人財

何を守る

  • 真面目な企業風土
  • 人財のダイバーシティ
  • 働きやすさのための制度支援

取締役執行役員 総務部長
竹林 啓路

お客さま第一主義を実践できる多様な人財

当社の社員は、岐阜県大垣市という地方都市に本社を置く企業ならではの特徴かもしれませんが、全体的にとても真面目で、地元志向が強く、家庭を大切にするタイプの人が多いと感じます。
一方、仕事の面では、サンメッセフィロソフィーの一番目にもあるように「お客様第一主義」を実践できていると感じます。例えば、少しばかり困難な仕事が発生しても、皆で協力したり、知恵を出しあって、なんとかやり遂げてしまう底力を持っています。その点では、縦割り組織の弊害などは比較的少なく、まさに「大家族主義」の経営が浸透しており、個の力だけでなく組織力や連携によって「顧客の満足」を実現していくという、チームワークも含めた“人財力”に恵まれていると思います。
今後、ペーパーレス化等が進む中で、一人ひとりが「先取の精神」に磨きをかけて、新しい社会に適応した発想やスキルを身に付けていかなければなりません。そのためにも、研修プログラムや教育システムをさらに充実させてまいります。

新型コロナウイルスへの対応

コロナ禍においては、なによりも社員の健康・安全を守ることが第一であり、感染予防策としては、人との接触を最小限にするために在宅勤務の推奨や時差出勤、Web会議などを積極的に推奨・活用しています。また、警戒レベルが特に高かった時は、社内で感染者が発生した場合の機能停止を避けるために職場の二重化(分離)も行いました。中でもソリューション企画部・東京企画ユニットでは、80%以上の社員が在宅勤務を実践するなど、コロナ禍をきっかけに当社のワークスタイルも大きく変わりました。同時にクライアント企業でも訪問自粛や在宅勤務が進み、今ではWeb会議が当たり前の世の中となりました。出張や移動の負荷が軽減された反面、コミュニケーション不足が悪影響とならないよう、社内イントラを見やすく改訂するなど、社員同士のコミュニケーションは“密”にとってまいります。

コロナ禍での職場二重化

一人ひとりが活躍できる環境づくり

「働き方改革」とは残業を削減することも一つですが、一人ひとりの生産性を向上させることが最も大切と考えています。人は、何も意識していないで仕事をしている時と、目的や目標・やりがいを持って仕事をしている時では、生産性や品質に大きな差が出ます。そのため、社員の皆さんが日頃から、会社に、仕事内容に対して、何を思い、何を求めているのかを吸い上げ、可視化し、足りない部分を補っていきたいと考え「従業員意識調査」を実施しました。その結果、多くの課題が導き出されました。今後はこれらの課題の改善に努め、社員の皆さんの満足度を向上させていきたいと思います。
具体的な取り組みとしては、お互い褒め合う文化を醸成する「Good Job制度」+「ピアボーナス」、女性活躍推進のための教育・研修の企画、人事考課制度の改訂、長時間労働の削減など、社員一人ひとりが働きがいを持てるよう、夢ある企業への創造にチャレンジしてまいります。

「女性活躍ワークショップ」を開催

VOICE 従業員満足度調査を実施

昨年度、当社初の「従業員意識調査アンケート」を実施しました。ストレスチェックに続き、当社のオリジナル設問で、取締役、執行役員を除く全社員を対象とし、回答率は95.2%となりました。
総合満足度は33.8%。年代別では50歳以上の満足度が最も高く、部署別ではソリューション企画部や大阪・東京の営業部が高い満足度となりました。今後は、いくつかの具体的な施策に取り組み、さらなる満足度の向上を図ります。

総務部総務課 主任
新藤 磨美