ESG環境

【ハリヨ】
トゲウオ科の小魚で、滋賀県北東部と岐阜県西南濃地方にのみ分布している希少魚。 湧水や自噴水の枯渇、汚水等の流入などによる水質の悪化により急速に生息地を減らしており、環境省により絶滅危惧IA類に選定されている。

ハリヨの棲める環境への持続的取り組み

環境に対する考え方

パリ協定を境に、気候変動リスクが顕著となり、グローバルで環境問題に取り組まなければいけない今、当社はハリヨが棲む「水の都」を基盤に事業を展開する企業として、環境に貢献できることはなにか?を常に問いながら事業活動を続けていきます。

環境活動取組体制

サンメッセ環境宣言

基本方針

サンメッセ株式会社は創業の地大垣の「ハリヨが泳ぎ、ホタルが舞う水都」の美しい環境を次の世代に引き継ぐことが、かけがえのない地球(オンリーワンアース)を守ることにつながるとの認識に立って、当社に関わる全ての人々(利害関係者)と共に、印刷を核としたあらゆる事業活動を通じて、環境保全に努めます。

基本行動指針

  1. 循環型社会を目指し、省エネ、省資源、リサイクル活動を積極的に推進します。
  2. 有害な危険性のある物質には代替物質を探求し、事業活動において、確実かつ継続的に有害物質の削減に努め、可能となり次第その使用を中止します。
  3. 法と社会秩序を守り、業界の指針、お客様及び協力会社の環境保全にも積極的に協力し、進んで汚染の防止(予防)に努めます。
  4. 自らの業務を通して、内外に影響力を行使できる環境保全活動に対して積極的に活動を行います。
  5. 全ての拠点が、環境マネジメントシステムに適合します。
  6. 全従業員に環境保全の大切さを認識させ、積極的に環境保全を推進する社員を育てます。
  7. 地域社会との共生を大切にし、地域の皆さんに愛される開かれた企業を目指します。


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当社が提供する環境ソリューション

原料
FSC®森林認証紙

当社はCoC認証を取得し、印刷物にFSC®認証紙を使うことが許されています。

ベジタブルインキ

印刷インキ中に再生可能な大豆油、亜麻仁油、桐油、ヤシ油、パーム油など植物由来の油を、一定量以上含むインキをいいます。

生産
水なし印刷

湿し水を使わず、水資源を節約できるほか、有害な廃液を出さない印刷。

お客さまのGHG排出量削減への貢献

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オンデマンドデジタル印刷

刷版を使用せず、必要な時に必要な分だけ印刷可能で、用紙のムダも少ない印刷。

輸送
簡易包装

当社では環境負荷軽減の面からもできる限り簡易包装に努めています。

工場間輸送を削減

工場間をまたいで生産していた製品を一つの工場内で完結させることで、工場間の輸送作業を削減し、効率のよい生産フローを確立いたしました。

使用
のり綴じ製本

パンフレットやカタログなどを針金の代わりにのりで製本するものです。

UVニス

従来の表面加工方法であるフィルム貼り(PP貼り)よりも環境負荷の低いUVニスを使用した表面加工を行っています。

廃棄
難細裂化のり

古紙再生時に、ミキサーの中で細かくならない製本のりで、フィルターで除去しやすく、再生パルプへののりの混入を少なくできます。

ISO 14001:2015移行に伴う主な取り組み

  1. リーダーシップとコミットメントを実践するために、新たに代表取締役社長への内部監査を実施して、トップに直接に情報提供するとともに指示を受けるようにしました。
  2. リスクと機会を洗い出しました。例えば、環境負荷の高い化学物質の利用はリスクとなるため、PRTR(化学物質排出移動量届出制度)対象物質の新たな使用がないように、購入材料を確認するとともに、製造現場での使用材料の一覧表管理を徹底しました。
  3. 文書化した情報の電子化を図っています。社内のイントラネットでの環境マニュアルの閲覧や各種提出書類の出力等を行っています。
  4. パフォーマンス評価を3カ月ごとに実施して、環境負荷の低減を見える化しています。
  5. 教育訓練により環境保全の力量を向上し、自覚による認識を促すため、年度はじめに環境教育実施方針を社内で共有し、部署ごとで環境改善の進捗調査をしました。
ISO 14001:2015概念図

気候変動に対する取り組み

TCFDへの対応

気候変動は今や世界中のあらゆる企業、組織が取り組むべき喫緊の課題であり、サンメッセにとっても、事業の持続性に大きく関与する問題として認識しています。その対策の一つとして、当社では、気候関連財務情報開示タスクフォース(Task Force on Climate-related Financial Disclosures, 以下「TCFD」)の提言へ賛同、経済産業省、金融庁、環境省が推進する「TCFDコンソーシアム」に参画し、対応を進めています。

ガバナンス サンメッセは気候変動への対応を重要な経営課題と位置づけています。「ISO実行委員会」と省エネを中心に環境保全の役割を担う「省エネ部会」による環境推進体制において、年2回行われるマネジメントレビューで、サステナビリティ全般の方針や目標、その進捗や目標達成状況について社長に報告され、改善や是正の検討を行っています。
戦略 気候変動に伴う移行リスク、物理リスク、機会要因などを分析し、脱炭素社会実現に向け、今後の事業ポートフォリオの変化とともに戦略的な対応を行っています。複数のシナリオに基づく分析については今後、実施し、その影響によりどのような施策を実施するか決定していきます。
リスク管理 頻発する自然災害に伴う生産拠点・工場への影響や、気候変動によって各種原材料の調達コストが増加するリスクについては物理的に影響を伴うリスクマネジメントの一環として対処していきます。同時に、今後想定される規制の変化、炭素税の導入や消費者の環境配慮への意識の高まりなど、移行リスクに対しても準備をしてまいります。同時に、FSC認証紙や環境に配慮した印刷方法の認証取得等により、受注につなげることを可能にし、CC-ICT部門の専門性においては事業機会を拡げるビジネスチャンスがあります。
目標 現状では、単年でのCO2削減目標の到達状況を管理しながら、SBTへの対応など、中長期でのCO2削減目標に向けた指標づくりへの準備を行っていきます。

2019年度の成果

72,102.5t-CO2

昨年比3%削減

TOPICS

TCFDコンソーシアムへの参画

サンメッセは2019年5月に、経済産業省、金融庁、環境省が推進するTCFDコンソーシアムへの参画を表明しました。これによりTCFDに対する取り組みをより一層進歩させ、事業活動が環境に及ぼす影響を可能な限り把握することで、事業を通じて脱炭素社会、循環型社会の実現に貢献できるよう、持続的な成長を目指していきます。

※TCFD 提言へ賛同する企業や金融機関等が一体となって取り組みを推進し、企業の効果的な情報開示や、開示された情報を金融機関等の適切な投資判断に繋げるための取り組みについて議論する場として発足したもの。

お客さまのGHG排出量削減への貢献

FSC®森林認証紙や非木材紙といった、環境機能型の用紙をはじめ、グリーン電力の採用、印刷時に発生するCO2排出量のオフセット支援など、お客さまの印刷物における環境負荷を低減する支援活動を行っています。これにより自社だけで環境活動を推進するより、より広範囲で大規模な環境支援が実現できると考えています。

2019年度の成果

カーボン・オフセット取り扱い量

17t

昨年比34%

グリーン電力

1,400kWh

昨年比108%

FSC®森林認証紙の利用推進

大量に紙を消費する印刷会社の責任として、適切に管理された森林から作られた製品であることを証明するCoC認証を取得。2007年よりFSC®認証紙を取り扱い、その利用を積極的に進めています。2019年度は696件の取り扱いがありました。目標に対しては大幅な達成となりました。

2019年度の成果

696

昨年比169.3%

刷版リサイクルの推進による環境負荷低減

当社では2015年より、PLATE to PLATEの取り組みを行っています。PLATE to PLATEは、使用した刷版(アルミ製の版)をリサイクルして再度新品の刷版へと再生させるクローズドループリサイクルの仕組みです。これによりCO2、廃棄量ともに削減することができました。

2019年度の成果

印刷用刷版のリサイクルによる温室効果ガス削減

589t-CO2e

昨年比117%

印刷用刷版のリサイクルシステム採用

82,030kg

昨年比117%